勉強

【新中学生・高校生へ】まずは定期テストをガチろう!ガチる利点を5つ紹介

自分で勉強の計画を立てて進めていくことにまだ慣れていない方は、定期テストをガチることをおすすめします。定期テストをガチることは、受験に向けて計画的に勉強することの練習になるのです。

この記事では、大学受験を終えた大学生の視点から、まずは定期テストをガチるのがよい理由を5つ紹介していきます。「勉強するにしても何をすればいいんだ…」と頭を抱えている方にとって、この記事が役に立てば幸いです。

「定期テストをガチる」利点5選

自分で計画を立てて勉強する練習になる

入試に比べて、定期テストは範囲が広すぎず、テスト勉強の期間も短めです。そのため、計画を立てやすく、やる気も続きやすいというよさがあります。

また、失敗したときのダメージも入試に比べれば小さいです。せいぜい、無神経な大人に「もっと頑張れ」言われるくらい。それもなかなか堪えますが、志望校に落ちる悲しみに比べれば大丈夫。

「まあミスってもいいや」の精神で、色々な計画や勉強法を試してみましょう。

問題傾向やミスの原因を分析する機会になる

定期テストで高得点を取ろうとすると、自然と以下のようなことを考えるようになります。

・何が出題されやすいか、何を重点的に勉強すべきか
・減点されない答案を作るにはどうすればいいか
・時間内に解き終わるために、解く順番はどうするか
・どんなミスをしやすいか、どうやってミスを防ぐか
・見直しの仕方はどうすればいいか、見直すべき問題はどうやって見分けるか

問題集が「力を身につけるための訓練場」であるとすれば、定期テストは「力を発揮するための練習場」です。上のような「力を発揮するために気をつけるべきこと」を意識できると、その後の模試や入試で実力を発揮できた点数を取りやすくなります。

小さな進歩を感じやすい

これは本当に良いことで、定期テストは小さな進歩を感じやすいです。

・テストを受ける集団が学校内の人に限られている
・結果が点数や順位といった具体的な形で見える

こうしたことが理由で、定期テストでは勉強を頑張った分だけ成果が出やすいです。

ただ、優秀な進学校に通っている場合は、周りの人たちが勉強ガチ勢なのもあって定期テストでは成果が出にくいことがあります。そういう場合は模試のほうが成果が見えやすいと思うので、模試も受けましょう。

小さな進歩を実感していくと、「自分って意外と勉強で戦えるのかも」と希望が芽生えます。勉強に対して前向きになれます。どうせ勉強するなら、前向きに取り組めるに越したことはありません!そして、その前向きな姿勢がいつかより高みへと羽ばたくキッカケとなる…。(ガチです)

友達ができるかも

過度な期待はできませんが、定期テストを機に友達ができたり、一緒に勉強を頑張る同志を見つけたりすることがあります。

(余談)
中2の秋、僕は五等分の花嫁にハマりました。
当時の僕は定期テストをガチっていて、「このまま学年一位をキープしていれば、五つ子の家庭教師になれるかも🤔」なんて思ってました。しかし、そのまま勉強すること1年半、気づいたら何も起きずに中学校を卒業していました。そして、高校でも五つ子は見つからず。。。僕が風太郎ほど賢くはなかったのが悪かったのかもしれませんね。

そんな僕でも、一緒に勉強を頑張る友達(武田くんですね)を見つけることはできました。定期テストを機に何か出会いがある可能性はそこそこあります。ちなみに、『五等分の花嫁』を知らない人は、僕が全巻貸すので連絡してください(冗談です)。

高い内申点は受験そのものでも役立つ

・大学受験なら、指定校推薦という選択肢を作れる
・高校受験なら、高い内申点は入試で得をする
定期テストをガチることの効能は幅広いですね。

他にも、成績が良ければ、学校はある程度の屁理屈や暴挙(意図的な欠席や早退、内職など)に目を瞑ってくれる傾向があります。

教師からとやかく言われたくない方は、定期テストで良い点数を取って、「自分は放っておいてくれて大丈夫ですよ😊」と暗に伝えましょう。

以上が定期テストをガチることの利点です。

注意点:定期テストは練習にすぎない

定期テストをガチるがあまり、定期テストに囚われてしまう場合があります。初心忘れるべからず。定期テストをガチる理由を覚えておきましょう。

定期テストの目的:計画を立てて勉強していくことに慣れる

・テストの過去問を裏ルートで入手して、全科目1問も間違えないように徹底的に対策して…
そこまでやる必要はありません。「○点取りたいな」と目標を決めて、目標のために頭を働かせる。目標に届けばそれでよし。届かなければ、原因を考えて次に活かす。このくらいでいいです。

・順位が落ちることを怖がる必要はない
落ちるのが不安になるような順位まで来たら、それは定期テストをガチってきたことの証です。自分で計画を立てて、勉強していくことに慣れてきていると思います。そうなったら、定期テスト勉強から受験の勉強等に移っていくのがいいです。

慣れたら、受験に向けた勉強を進めていこう

ガチ勢になってしばらく経つと、定期テスト勉強だけやっていても仕方ない気がしてくる…。

そう感じるのは大体の場合、自分で計画を立てて勉強することが上手くなってきたからです。ここまで来たら、いつまでも定期テストにこだわる必要はありません。定期テストを超えて、受験に向けた勉強を進めていきましょう。

受験勉強のプランの立て方や問題集の選び方・使い方等については、今後、記事を書いていく予定です。

また、受験勉強を進めている中で定期テストが足枷だと感じる人へ。定期テストとの付き合い方を別の記事で書いていきます。(現在作成中)

まとめ:まずは定期テストをガチるところから

自分の勉強方法や計画的に勉強を進めることに慣れていない頃は、定期テストをガチるのは大いにありです。定期テストを踏み台にして自分で勉強することに慣れていき、ゆくゆくは受験に向けた勉強を自分で進められるようになれるといいですね。